「曽我の誉」

私どもでは酒米の代表格とされる兵庫県産「山田錦」を40%まで精米して大吟醸酒に使用しているほか、岡山県産「雄町」を吟醸酒に長野県産「美山錦」を純米酒の製造に使用しております。

仕込み水は丹沢山系の伏流水を地下50mより汲み上げて使用しておりやや硬水です。醸造過程で硬水を使用するとミネラル(カリウムやマグネシウム)により酵母の働きが活発になり、アルコール発酵が速く進んで、力強い辛口の酒になり、軟水を使用すると、発酵が穏やかに進んでマイルドなお酒になると言われております。

食べものとの相性は、お酒の特徴が「もち四段仕込み」により醸し出されるコクのある味わいを持ち味としておりますので、しっかりとした味付けの料理がおすすめです。
とりわけ酒盗(かつおの胃や腸を取り出して塩漬けにし、1年ほど熟成させたもの。いわゆる塩辛)との相性がバツグンです。